2019-05-29 第198回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
実際に日本の警察も捜査をしまして、例えば辛光洙容疑者であったり、ちゃんと国際手配もした容疑事実も把握しているわけです。そうすると、まず、実はこれ、日米の共同捜査というものが行われるべきではないんでしょうか。 これ、普通に考えれば国家公安委員長らにお伺いするところですけれども、これもあえて、菅大臣、もし可能でしたらお答え願えますか。
実際に日本の警察も捜査をしまして、例えば辛光洙容疑者であったり、ちゃんと国際手配もした容疑事実も把握しているわけです。そうすると、まず、実はこれ、日米の共同捜査というものが行われるべきではないんでしょうか。 これ、普通に考えれば国家公安委員長らにお伺いするところですけれども、これもあえて、菅大臣、もし可能でしたらお答え願えますか。
○政府参考人(松本光弘君) これまで、過去の拉致事件の中で、昭和五十三年六月頃に元飲食店店員拉致容疑事案というのがございまして、これは田中実さんという方が拉致されたと認定しておりますが、また、昭和五十五年六月にはいわゆる辛光洙事件というのがございまして、原敕晁さんという方が拉致されたということでございますけれど、この二つの事件につきましては朝鮮総連関係者の関与を確認しているところでございます。
これは、韓国で辛光洙が捕まって、原敕晁さんの合法的身分を手に入れて、背乗り目的で原敕晁さんに成り済まして、日本と韓国をずっと行き来していた。韓国で捕まって、軍法会議にかけられて死刑判決を受けたんですけれども、この原敕晁さんの拉致事件。このときに関与していたのは、朝鮮総連の大阪の商工会の理事長の李三俊であるとか、あるいは商工会の会長とか、こういった朝鮮総連の役員がずっとこれに入っていって実行した。
○国務大臣(岸田文雄君) 我が国は、二〇〇六年二月二十四日に地村夫妻拉致容疑事案に関しまして、同年四月二十六日に原敕晁さん拉致容疑事案に関して、この二つの事案に関しまして、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮側に対し辛光洙の引渡しを請求するなど、拉致実行犯の引渡し、具体的に北朝鮮に求めてきております。
○水野賢一君 今、実行犯の引渡しの話もございましたけれども、今の時点で、既に北朝鮮に対しては、例えば実行犯、例えば辛光洙とかですね、引き渡せというような具体名を言って交渉しているわけでしょうか。
ちょっと通告の順番を変えまして、まず、警察庁に辛光洙事件について伺いたいと思います。辛光洙は原敕晁さんの拉致にかかわった。死刑判決を受けて、その後、北朝鮮へ出国をしているわけでございますが、まず、数点伺います。 辛光洙の身柄の引き渡しを、日本政府として、韓国政府に対して行った事実はあるのか。
辛光洙に対する事情聴取につきましては、昭和六十年六月、韓国当局が辛光洙を国家保安法違反で検挙した旨発表した直後、韓国に捜査員を派遣し、間接的ではありますけれども、これを実施しているところでございます。
結論から申し上げますと、韓国政府に対して辛光洙の身柄引き渡し要求は行っておりません。 その経緯がちょっと複雑ですので、御説明させていただきたいと思います。 昭和六十年に、韓国当局が国家保安法違反で北朝鮮工作員である辛光洙らを検挙し、いわゆる辛光洙事件が発覚しております。 辛光洙らは韓国の裁判手続に付され、辛光洙については死刑判決が確定し、その後、無期懲役に減刑されて、収監されました。
それは、政府認定被害者の原敕晁さんの、韓国で辛光洙が逮捕されて、向こうの軍法会議で全容が明らかになった。そこには、大阪の朝鮮総連の商工会の理事長とか会長とかいうのがその一覧表に名前が出てきているんですな。だから、そういうふうなことで、拉致問題もあの建物の中でひょっとしたら謀議されたかもわからない。あるいは、古くから言いますと文世光事件、これにも大阪の生野支部政治部長が関与していた。
特に、原敕晁さんという大阪の中華料理店のコックをされていた方がいらっしゃるんですけれども、この方の拉致事件では辛光洙が主犯だったんです、皆さんよく御存じだと思いますけれども。二〇〇〇年、恩赦で北朝鮮に帰りました。辛光洙の事件のとき、辛光洙は原敕晁さんの合法的身分を手に入れて、パスポートを取ったり運転免許証を取ったりして、日本と北朝鮮を行き来していたんですね。韓国で捕まって、死刑判決を受けた。
その後、昭和六十年にいわゆる辛光洙事件があって、それで原敕晁さんを北朝鮮に拉致をした上で本人に成り済ましていたという事件があり、その後は、今外務大臣からもありましたように、いわゆる李恩恵事件ですよね、大韓航空の。
その中で、原敕晁さんという方を拉致した実行犯、辛光洙というのがいた。この辛光洙に逮捕状を日本は出すということを結果的に行ったわけですけれども、辛光洙に逮捕状を出したのはいつですか。
ただいまお尋ねの件は、北朝鮮工作員辛光洙らが、北朝鮮から指示を受け、昭和五十五年六月、大阪府在住の原敕晁さんを宮崎県の青島海岸に連れ出して、工作船で北朝鮮に拉致し、その後、辛光洙は原さんに成りかわり、同人名義の日本旅券等を不正に取得の上、数回にわたり海外渡航し、海外拠点の設置、対韓国工作等の活動を行っていたものと理解しております。
○中山(泰)委員 しかし、私は思うんですけれども、私が責任者だったら、辛光洙が韓国に身柄が拘束されている間に逮捕状を出して、拉致の唯一の生き証人の辛光洙を、この国に逮捕、そして取り調べ、ブタ箱に入れて、しっかりと搾り取るぐらいに彼の知識もしくは脳裏にある秘密をとって、そして拉致解決に役立たせるべきだったというふうに思うんですけれども、当時は、実は、金大中大統領の恩赦で北朝鮮に辛光洙が送り返された後に
そして、盗用する人間が、戦前生まれの辛光洙のような人たちは日本語がしゃべれるんですが、若い現地化された工作員をつくるためには教官が必要だということで、教官拉致が行われた。 今、日本政府認定の十七人のうち、ヨーロッパで拉致された三人を除くと十四人です。そのうち十三人は、金正日の命令の一年後の七七年と七八年に集中的に拉致されています。
次に、ちょっと話を移しまして、日本政府は、拉致事件の実行犯、北朝鮮に逃亡した辛光洙工作員とか、こういった人には国際手配等をやっているんですね。 ところが、多くの過去の拉致事件、昭和五十二年九月の久米裕さんの拉致事件、これの拉致した犯人も石川県警が取り調べてわかっている。
今日はもう一つの問題で、先日、ちょっと古くなりますが、原敕晁さんの拉致を行った辛光洙が韓国で供述した問題で、北朝鮮対外情報調査部の姜海龍元副部長について、逮捕状を取り、国際手配すべきであると考えておりますが、この点についていかがお考えでしょうか。
○国務大臣(山岡賢次君) お尋ねの事件については、平成十八年四月、主犯である北朝鮮の工作員辛光洙及び共犯者の金吉旭と言うんですか、に対する逮捕状の発付をもって国際手配を行って、現在も捜査を推進しているところでございますが、お尋ねの者に対する国際手配は行ってはおりません。 詳細については、個別の捜査の内容に関することなので差し控えさせていただきますが、そういう状況でございます。
○山岡国務大臣 結論から言うと、詳細については、個別の捜査の内容に対してはお答えを差し控えなきゃならないんですが、この事件は、平成十八年四月、今おっしゃるとおり、本件の主犯である辛光洙及び金吉旭に対する逮捕状を発付して国際手配を行って、現在も捜査をしているところでありますけれども、お尋ねの姜海龍についての国際手配は行っておりません。新聞には行っていると書いてありますが、行っておりません。
○城内委員 大臣、私は、例えば辛光洙の署名について大臣も謝罪されたから、どこかの隣の国みたいに何回も何回も謝罪しろなんてことは、もうこの点については一切触れません。しかし、今のこの市民の党の問題というのは非常に大きな問題ですよ。この点についてはやはりしっかりとお答えいただきたい。 これは問題じゃないですか。
私の政治行動について、過去において、先ほど御指摘のありました辛光洙という人物についての私の間違った形での対応など、いろいろと御迷惑をお掛けいたしました。
○山谷えり子君 原敕晁さんという日本人を辛光洙という方が拉致しました。韓国で捕まって死刑判決を受けた昭和五十五年の拉致事件です。菅総理は助命嘆願書に署名なさいました。うかつだった、知らなかったと言いますが、田さんからこれ頼まれたことですね。田英夫さんです。
また、法務大臣は、菅総理同様、北朝鮮の工作員で拉致の実行犯である辛光洙の釈放嘆願書にサインをしました。 こうした前歴というのは、これは日本の法秩序を守る法務大臣として誠に遺憾であると、このように思います。 江田法務大臣には、以上申し上げた点について、この場で、国会のこの場でどうか反省と陳謝をしてください。
辛光洙の件については、これは本当に申し訳ないということで、かつて横田さんにもおわびをしたこともございます。 以上だと思います。
また、北朝鮮拉致実行犯の辛光洙釈放嘆願署名の件ですが、社会党の土井たか子さんだって署名していたと言って、菅総理は人のせいにしています。内容把握に疎かったのでしょうが、福井県においては、北朝鮮拉致被害者もおりますし、大変身近な問題として県民すべてが憂慮していることなのであります。
ところで、中国漁船の船長が英雄扱いされたように、北朝鮮で英雄扱い、実は日本人拉致実行犯であった辛光洙元死刑囚の釈放嘆願書に、現閣僚二名が署名されておられます。一人は、菅総理、あなたであります。そして、参議院議長も務められた江田法務大臣であります。 江田大臣は記者会見で謝罪されたようでありますが、菅総理からは明確な謝罪はいまだに耳にしておりません。菅総理の明確な謝罪を求めます。
辛光洙の釈放嘆願書についての御質問をいただきました。 この問題では、当時、韓国の民主化運動に参加していた在日の学生さんが、この民主化運動を理由に逮捕されていた人たちに対して、当時の社会党が中心に、釈放要求をするということで各党に呼びかけられて、相当多くの国会議員が署名をいたしたと記憶いたしております。
一つは、辛光洙、原敕晁さんを拉致した工作員ですが、この釈放署名。この件については皆様御存じだと思いますが、残念ながら、菅直人現総理、そして今名前が出ました村山元総理などを初めといたしまして、百三十三人の国会議員が、当時、工作員であったことが事実上わかっていたにもかかわらず、その釈放の署名をしている。
かつて、総理は、重大な人権侵害であり国家主権の侵害である拉致実行犯の辛光洙の釈放嘆願に署名しました。辛光洙は、横田めぐみさん、福井の地村さん夫妻、原敕晁さんの拉致犯であり、それにより北朝鮮より、トップクラスの勲章をもらいました。総理は知らずに署名をしたと言っていますが、その間抜けぶりを挽回するために、この十年間、拉致問題解決のために一体具体的に何をやってきたのか、お答えください。
なお、要望書に辛光洙という名前が入っていたものに署名したという御指摘、過去にもいろいろな委員会で他の委員からもそうした指摘を受けました。
そして、例えば、かつて拉致実行犯の辛光洙氏の釈放要望書に署名したり、在日外国人の地方参政権について大臣在任中にこれを支持する集会に祝電を送ったりする等々、法務大臣としての行為、姿勢への評価も今回の選挙結果につながった側面は否定できないはずです。にもかかわらず、総理が内閣の都合で大臣を続投させるのは、まさに民意の軽視そのものではありませんか。
拉致問題の実行犯である辛光洙の助命嘆願書に署名した菅首相に、国家国民を守る気概など一切期待できません。菅総理、あなたは拉致被害者とその家族の皆様の気持ちを考えたことがあるのですか。このことは一切多言を要しないと思います。 以上が、菅内閣を信任しない第十の理由であります。(発言する者あり)